最近、飛島バス蟹江線の利用者が増えていることを走行中のバスの車内や停留所でバスを待っている人の数を見て感じる。
過去の経緯を振り返ってみると、料金を200円の定額にしたこと、コミュニティバスを廃止したことにより便数が増えたこと、最終便の時間を遅くしたことなどが利用者が増えた要因だと考えられる。
一般的に公共交通バスの利用者数が右肩上がりで増加するケースは珍しいということだが、本村は関係者の改善に向けての努力が成果として表れてきていると思う。
一方、住民から耳にするバスに関する不満はバスが遅れてくるということ。とは言っても大きな工業地帯を抱える本村では、朝夕の通勤時間は道路が混雑し定時運行つまり、時刻表通り運行することが難しいという事情も容易に推察できる。
蟹江線バスの今後の課題はいかに定時運行に近づけるかということだと思う。電車との乗り継ぎにも影響がでるので、可能であれば朝夕の時間帯だけダイヤに余裕を持たせるなどで、この課題が改善されれば更に使い勝手が良くなり利用者増につながるのではないだろうか。