旧飛島小学校跡地に建設が進行中の北拠点避難所の状況は写真のとおり基礎部分の工事と1階部分の鉄骨が組まれた状態まで進んでいる。津波の高さを4mに想定しているだけあって、1階部分だけの鉄骨でも高さを感じる。最終的に3階建の建物になる。
今年度中(平成28年3月)に完成予定。この避難所の特徴は完成すれば避難人数600人を収容でき、災害弱者の病人・障がい者・高齢者などが収容しやすいようにスロープが設置される。また、20トンの耐震貯水槽も設置されることになっている。「拠点避難所」という名称から受けるイメージもさることながら、位置的にも村の中心部にあり、その存在と機能が住民の安心感をもたらすことになると思う。一方で、いつ起きるかわからない大災害だけの施設ではもったいないという意見もあるので、この施設を平常時に如何に有効的に活用していくかも今後の課題である。