3月11日、文教厚生委員会の後、大宝一時避難所へ視察に訪れた。
内部はほぼ完成していて最終的な段階に至っていた。敷地面積は3,625㎡。建築面積726㎡。液状化対策として鋼管コンクリート杭が地中50m打ち込んである。
約520人の住民が一時的に避難できる機能(水や食料・毛布などを備蓄)を有した施設とのこと。災害用簡易トイレ、避難用ボート、移動式発電機(2台)。特徴的なことは3階には非常用トイレスペースはあるがトイレは無いこと。通常使用するトイレは2階にあるが、断水した場合を想定して3階は非常用トイレを使用できる部屋(スペース)になっている。
三福の避難所とは制振装置が異なり、鉄骨がタテに接続されていて、そのジョイント部分で揺れ幅を低減する構造になっているらしい。
避難所入口(震度5弱以上の揺れを感知すると自動的に開くキーボックスを設置することになっている)
2階和室(かなり広い)
3階避難スペース
揺れを低減する制振バンパー
監視カメラのモニターが設置してある管理室(2F)