意見・主張

南海トラフ巨大地震被害想定(愛知県)

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5月31の朝刊に南海トラフ巨大地震の県の想定が載っていた。

愛知県で最大2万3000人死亡、建物の全壊・焼失38万棟という甚大な
被害想定がされている。

今回の想定は堤防が機能した場合の予想であり、堤防が破堤した場合には
海抜ゼロメートル地帯を中心に更に被害が拡がることになる。

本村に関しての被害想定は最大震度が7、建物の全壊・焼失が760棟で
全体の30%近い。その割に死者の数は40人と少ない。矛盾を感じる。

あくまでも想定と言ってしまえばそれまでだが、飛島村は県内でも
有数のハイリスク地域である。住民の関心も高い。

より具体的な根拠に裏付けされた被害想定を求めたい。死者数は昼間と夜間では
大きな差があると思うし、家屋の焼失も時間帯によって違っていくるだろう。
これらの前提条件がどこかに記載されているかさがしてみたがなかった。

堤防破壊も考慮した秋に出される最終想定には、より具体的な前提条件が
示されることを期待したい。

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