6月定例議会の一般質問が、15日におこなわれた。
私は『名古屋環状2号線の完成を見据えた施策は』と『防犯カメラの運用を問う』という2つのテーマで質問した。
○『名古屋環状2号線の完成を見据えた施策は』
- 過去に要望書として県に提出された梅之郷地区の一時避難所は国道302号線と側道との間の国有地に建設されるのか。
- 飛島大橋南の信号交差点から飛島聖苑への侵入道路はいつのタイミングで整備されるのか。
- 名古屋環状2号線の全線開通は飛島村観光交流協会にとっても追い風になると思うが、広く観光交流人口を呼び込むための施策をおこなっていくつもりはあるのか。
【村当局答弁】
- 梅之郷地内の国道302号線と側道との間の場所に決定し、地区の合意は得ている。平成33年度着工予定。
- 現状、現地は国交省にプラントとして貸しているので、プラント撤去のタイミングで進入路を整備し、返還してしてもらう。(平成33年度整備予定)
- 観光交流人口を取り込むチャンスと捉えてモニターツアーをおこなったり、ふれあいの郷の足湯を中心とした観光拠点づくりに取り組んでいく。
○『防犯カメラの運用を問う』
今年度、村内50カ所に整備される防犯カメラはどのように運用されるのか。
- 予定している防犯カメラはどんな機能があり、どんな効果が期待できるのか。
- 仮に事件が発生した場合、その直後に犯人が村内にとどまっていると思われる時の対応は。
- ネットワークのセキュリティーはどのように維持管理されるのか。
- 犯罪以外に災害や認知症による徘徊者の捜索などにも利用は可能か。
【村当局答弁】
録画機能は2週間程度分の録画が可能。画角を変える遠隔操作はできない。セキュリティーについては専用線でネットワークを組むのでハッキングの危険性はない。データ管理はデータセンターでおこなう。
基本的には警察の要請に対し、録画データを提供することになるが、村民の生命財産に関わる緊急性のあるケースはリアルタイム情報を活用できるよう条例策定の過程で検討していく。
災害時や認知症による徘徊者の捜索など防犯以外に防犯カメラを活用することについても同様に条例策定時に検討していく。いずれにしてもプライバシーを侵害しないように、犯罪の抑止及び早期解決に活用できる運用体制を構築していく。