28日、「海部地方消防指令センター」の開所式が行われた。
海部地方の5つの消防本部(津島市、愛西市、蟹江町、海部東部消防本部、海部南部消防本部)の
通信指令業務の受け付けを一カ所に集約しておこなう施設である。
式典後、同センターを見学させていただいたが、通報が入ると発信場所が地図で示され、発生場所の
特定がしやすくなる。GPSを利用したシステムとのこと。一時を争う救急活動に役立つことは
間違いないようだ。
単独の消防本部ではできないが、海部地方の5つの消防本部が広域的に連携することで可能になった
施設だと思う。近い将来に発生が予測されている南海トラフ大地震に対応する意味においても
有意義な施設ということができる。
施設内の様子