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飛島村総合体育館の空調

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かねてから利用者より要望がある飛島村総合体育館の空調設置に関して調査のため、議会で刈谷市にあるデンソー体育館を視察した。デンソー体育館は輻射式の空調である。どういう仕組みかというと、室外機で作られた冷温水を室内のパネルに流すことによって輻射熱の作用で冷暖房するシステムだ。一般的なエアコンのように送風しないのでバドミントン、インデアカ、ビーチバレーボールなど風を嫌うスポーツには好ましい。ただ、パネルなどを壁の内側に設置するために壁から約40センチほど床面積が狭くなる。視察に訪れた時は暖房がかかっていたが、適度な温度が保たれていた。この体育館は現在、デンソーの女子バスケットチームが利用しているとのこと。

担当の方の説明によるとイニシャルコスト(設置にかかる費用)は1.5億円。ランニングコスト(維持管理にかかる費用)は30万円〜40万円/年ということであった。施工例は全国で、まだ2例しかないらしい。今後、他のタイプの空調設備と比較しながら、ベストの空調システムが導入できるように検討していくことになる。

 

周りの壁にこのようなガードが付いている

 

館内の温度を確認

 

制御盤によって自動的に温度を管理することができる

 

 

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