9月26日、27日飛島村議会行政視察で熊本地震の被災地嘉島町と飛島村の友好提携自治体である鹿児島県の南種子町を訪問した。
熊本地震はテレビニュースの映像でこれまでも見てきたが、実際、熊本空港から嘉島町までの道中、バスの車窓から目に飛び込んでくる益城町の光景は想像をはるかに超えていた。震災から5カ月も経っているのに震源地付近の復旧、復興には程遠い状況であった。飛島村でもよく見る古い田舎造りの住宅が倒壊していたり、瓦が剥がれ落ちブルーシートで屋根が覆われている建物があちらこちら目についた。
「明日はわが身」である。いつ起きてもおかしくない南海トラフ大地震。海抜ゼロメーター地帯で地盤が脆弱な本村では甚大な被害が予想される。ハード面、ソフト面で事前にできる防災対策は可能な限りおこなっていくべきだと改めて感じる機会となった。