12月17日におこなわれた一般質問で私は「地域密着型グループホームに対する
関わりを問う」と題してもう1つ質問した。
地域密着型グループホームとは認知症の専門施設である。
この地域密着型グループホームを設置するため村は今年度、その事業者を公募し、
社会法人博寿会(加藤クリニック)に決定した。
あくまでも民設民営で運営がおこなわれ、建設工事については村が補助金を
出すことになる。
村はサービス事業者の指定・指導監督の権限を持つ。
村長答弁と担当課の説明を要約すると平成26年1月に入札がおこなわれ、工期を
14カ月として順調に工事が進み、申請・認可が進めば平成27年6月頃サービス開始
とのこと。
現在、村内には認知症診断ありの人が79人みえます。その内、在宅の人は43人。
施設(特別養護老人ホーム・老人保健施設)に入所しておられる人が36人。
地域密着型グループホームは住み慣れた土地で家庭的な雰囲気の中、認知症患者の
尊厳を保ちつつ、その進行を遅らせようとする施設である。
入所者は9人に限定され原則的には村内在住の方が利用可能。
それぞれが個室になっており、サービスレベルも高い。
それだけに利用料金が気になるところである。
今後、事業が進むにつれ、具体的な内容が担当課より示されることになると思う。