11日、『平成29年度市町村ゼミナール』を名古屋栄で受講した。
テーマは「地域の魅力を編集し、発信すると何が起こる?」。講師は月刊「ソトコト」編集長、指出一正氏。
全国各地で地域の魅力を発信している事例や取り組みを紹介していただいた。それぞれの地域が持つ特徴を活かした斬新な活動を非常に興味深く聴くことができた。
翻って、そもそも飛島村の魅力や情報発信する地域の取り組みって何があるんだろうか?飛島村はよく「日本一裕福な村」と紹介されるが、村の魅力について取り上げられることは少ない。
飛島村を紹介するために使うキーワードとして「ロケット」「伊勢湾台風」「ほうれん草」「ネギ」「海抜ゼロメーター地帯」などがあるが、そんな中で唯一、世間に関心が持たれそうな言葉は「ロケット」ではないかと思う。飛島村では三菱重工業さんによってロケットが製造されている。そのロケットの製造工程はセキュリティの関係で一般の方々が見学や視察できる産業観光の資源としてはハードルが高い。
今年度、本村は観光交流協会を立ち上げる予定になっている。今後、どのような目的で、どのように計画を立てこの協会を運営していくのか課題が多いと思う。