6月になって村内あちこちで光ファイバー接続工事をおこなっている車両を
よく見かけます。
期間中、約800件の加入申し込みがあったそうです。
いよいよ飛島村にも光ブロードバンドが整備されることになりました。
「光ファイバーの接続サービスが始まると通信速度が劇的に変わる」と
いった触れこみで過度に期待を寄せておられた住民の方々も多いのでは
ないでしょうか。
実は私もその一人。
工事は6月9日に施工してもらって、早速、期待感いっぱいでネットに接続。
「んっ」「あれっ」「・・・」「?」あんまり変わってない気がする。
息子や娘にきいても「あんまり変わらん」という。
何か期待外れ感はあったが、しばらく様子を見ようと棚上げ。
数日後、知人に会う機会があり、情報交換したら「うちも速くなった実感がない。
他の人も同様のことを言っている」とのこと。
更に数日後、今度は友人から「接続してもらったけど変わらない。むしろ遅い」との
電話がありました。
わが家だけではなかったのかと思い、役場担当課に問い合わせると通信業者さんに
一度きいてみるとの回答でした。
折しも、本日6月29日に飛島村地域情報化推進委員会という今後の光ブロードバンドの
利活用を検討する会議がありました。
その中で通信業者さんよりインターネット速度の遅くなる原因についての説明が
あり、いろんな要因があることがわかりました。
パソコン自体の問題、ルーターなど周辺機器、利用時間帯、プロバイダー等によって
通信速度は変わるらしい。
光ブロードバンドを有効に利用するには、利用者も光ブロードバンド用に宅内の
環境整備をすることと通信速度のしくみについての知識が求められることになります。
飛島村の住民は今まで光ブロードバンドを自宅で使ったことのない人ばかりで
何が原因で通信速度が上がらないのかわからない人が多いと思います。
通信業者さんには契約後の丁寧な説明やフォローを要望しておきました。
因みに本日おこなわれた会議の内容ですが、防犯カメラ、防災情報収集・提供、
地域情報発信、高齢者の交流支援・見守りなどをテーマに今後検討を重ねていくという
今後のスケジュールが示されました。