10月6日、防災講演会があった。
講師は名古屋大学大学院の准教授 護(もり)雅史氏と川崎浩司氏。
東日本大震災以降、防災についての関心が高まっていることを裏付けるかのように
出席者が多かったように思えた。
両氏の講演は地震のメカニズム、液状化、津波について等、興味深い内容であった。
飛島村は海抜ゼロメーター地域であり、埋立地であり、海に面しているという地震に対して
不利な条件が重なっている。
それだけに震災対策も複合的な対策が求められる。当然、莫大な費用がもかかることも
予想される。
今日の講演では具体的な震災対策については明言されなかった。
両氏は災害予測はシュミレーションできるが、対策については自治体で検討してほしいと
いうことなのか。
いずれにしても最終決断は首長に委ねられることになる。
村長には標準的な防災対策ではなく、飛島村に合った有効な震災対策の執行を期待したい。