25日、議員勉強会があった。
議員勉強会とは本来、重要案件について、より掘り下げて内容を把握するための会である。
ところが、今日は行政からの報告事項がほとんどであった。
その中で、特筆しておきたいことは高度情報通信基盤整備事業のことである。
つまり、光ファイバー網整備事業である。
先日、この事業をおこなう事業者がNTT西日本に決まったことはお伝えしたが、
今日は事業費(補助金)についての報告があった。
村が事業者(NTT西日本)に支出する補助金総額がなんと2億7,200万円(予定額)。
当初、この事業を村が行うか否かの段階では5憶~7億円の費用がかかるとの見込みであった。
村当局の補助金削減努力の成果とも言えるだろうが、5~7億円と2億7千万円では住民の受けとめ方は
違う。
私自身、住民に対して5~7億円かかると説明してきた経緯がある。反対する住民の理由に
「一部の利用者のためにそんなにお金をかける必要はない」と言われたことも記憶にある。
我々議員も5~7億円の税金を使う事業ということで重みを感じ、かんかんがくがく議論を重ねてきた。
もちろん2億7千万円でも大金だが、見込み金額の半額というのは差があり過ぎるのではないか。
結果的にこの事業は執行することになり、補助金も半額になるということで結果オーライではあるが、
検討する過程での進み具合がもう少し円滑に進んだ気がする。
行政には事前の情報収集に、より精度の高さを求めたい。
サービス開始は村内一斉に平成24年6月を予定しているとのことである。