会議

飛島村の東日本大震災への対応

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先回に引き続き、全員協議会の内容をお伝えします。
今回は東日本大震災に関連した内容の報告です。

飛島村から東北の被災地のために用意した救援物資(毛布1,000枚、ブルーシート1,000枚、
水2L入りペットボトル500本)は被災地へ送られたかどうか質問した。

回答は愛知県を通じてブルーシートと水は被災地に送られたそうだが、毛布は足りているとのことで
送られていないとのこと。

担当課の説明によると今後は県を通さずに直接飛島村と被災地の市町村と連絡を取り合いながら
支援活動を進めることができるらしい。

私は県が介入せずに直接やりとりすることができれば、必要なものの情報も取りやすいし、
支援する側もどこの町に支援物資が送られたかということが分かり、支援し甲斐もあると思う。

震災直後の混乱した状況では国や県の系統立てた支援活動が必要だったと思うが、3ヶ月が経とうと
している現在、ホームページによる受発信などにより情報交換をし、各自治体レベルの支援活動が
有効ではないか。

必要なものを必要な場所へ必要なだけピンポイントで届けることが理想だと思う。
最近、新聞やテレビで現地から受け取り拒否された救援物資の扱いに困っている状況がよく伝えられている。

救援物資を提供した側の気持ちも無にできないし、行き場のない物資をあずかる自治体の立場も理解できる。
そうした非効率を無くすためにも今後、市町村単位の自治体間レベルでの支援活動が望ましいと思う。

これまでの飛島村の東日本大震災対応の動きとして5月6日~7日にかけて飛島村の消防団関係者と役場の
関係者6人が東日本大震災の視察している。そのほかに社会福祉協議会がボランティア10名を募集して
多賀城市をボランティア活動を行っている。海部南部消防署も署員を何度かにわたり派遣した。
また、役場職員1名ずづ2回、行政業務のサポートのため派遣している。

旧中学校の校舎を東北の被災地からの子ども達の受け入れ施設として募集する件は今だに応募なしでは
あるが、夏休み前までは受け入れ態勢は維持するとのことであった。

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