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袋井市の避難所視察

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2月7日、静岡県の袋井市へ議員の視察で行った。何を視察に行ったかというと、避難所である。

袋井市には新規で整備された避難所が二種類ある。

1つは鉄骨造りの津波避難タワー「きらりんタワー」ともう1つは盛土でつくられた「命山」である。

「きらりんタワー」は鉄骨の骨組みだけの建物でスロープと階段で屋上まで上がれるようになっている。もちろん壁もなければ、窓もない。屋上は海抜12mの高さにあり、屋上の鉄骨には蓋が付いており、蓋をあけると中には簡易トイレとかトイレットペーパーやロープ等いくらかの備蓄品が収納されていた。工事費は約1億1,500万円。(土地代別)


鉄骨で建設された「きらりんタワー」


屋上の鉄骨の中の備蓄品

「命山」は敷地面積約6,400㎡で、近くにある大田川の掘削土を高さ海抜10mまで盛り、天場の面積は約1,300㎡。約1,300人が収容できる。平時は公園として利用するとのこと。

整備費は約1億4,000万円。(土地代別)


「命山」の登り口

「命山」の天面 普段は公園として利用される

現在、本村が進めようとしている避難所と袋井市の避難所を比較するとそれぞれ一長一短あると思う。基本的な違いは、建設費は高いが避難所を備蓄倉庫や集会施設としても利用しようとしている本村と、コストを抑えて、あくまでも津波が引くまでの間の一時避難所としてだけの機能を持たせて整備しようとする袋井市ということになる。

今回は議員視察であったが村長も同行した。今回の視察を村長やそれぞれのの議員の目にどのように映ったかは今日の段階では定かではない。日を改めて議論することになると思う。

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