2月2日、「農商工連携地域資源活用フォーラムinなごや」というイベントが
金山の『グランコート名古屋』であったので参加した。
基調講演として「葉っぱビジネス」で有名な㈱いろどり代表取締役 横石知二氏の講演。
私は以前からこの人に興味があり、知っていたので講演を聴くことが目的でもあった。
四国の上勝町の町おこしに尽力された横石氏。
町の山にある木の「葉っぱ」を料理の妻として販売をしている。
この町は80歳代のおばあちゃんでも受注にパソコンを利用しているらしい。
この葉っぱ事業に従事する人たちの平均年齢は70歳。人数は約200人。
売り上げは年間約2億5,000万円。
月に3~4万円稼ぐお年寄りもいるとか。つまり月に100万円の収入。
仕事があれば老人が施設や病院へ行かなくなり、そこで使われる税金も浮く。
上勝町の1人当たりの医療費は他の町より30万円安い。
元気なお年寄りが増えたため、町営の老人ホームは閉鎖になったそうだ。
こんな“仕掛け”づくりをしてきたのが横石氏である。
「未来の夢の種をまくことが必要である」という彼のことばに説得力があり、印象に残った。