今回の議員行政視察は北海道胆振東部地震の被災地である北海道安平町と「道の駅とうべつ」のある当別町への視察をおこなった。
安平町は昨年9月、震度6強の地震に見舞われ、建物被害は全壊93棟、半壊357棟であったにもかかわらず、奇跡的に死者はゼロだったとのこと。安平町議会牧田議長や担当職員の方より発災当時から避難所生活での留意点、そして被災者の生活再建支援に至るまで具体的な説明を受けた。印象的だったのは災害ボランティアの受付や配置にSNSを活用したことや、情報統制をおこないマスコミ対応をおこなったことなどがあった。飛島村で大災害発生した時に備えて有意義な情報を多くご教示いただいた。
当別町は「道の駅とうべつ」が2年前に完成し、隣接する札幌市からの来場者中心に年間92万人もの来場者があり、販売高4.8億円を達成している道の駅の成功事例と言える。大都市と隣接しているという点では飛島村と共通していることになるが、今回の視察の成果を今後飛島村の観光交流協会や産直市にどのように反映していくかが問われることになる。