12月2日、12月定例議会が開会した。
12月議会は毎年議案が少ない。今年の場合は「マイナンバー制度」が平成28年1月1日から始まるために関連の条例改正の議案が多い。
12月定例議会に提案された議案は全部で12議案。国の法律が施行されることによって求められる条例改正に関しては議会でどうこうできるものではないので、協議するというよりは内容についての質問や確認に終始することになる。
「マイナンバー制度」で懸念されるのは何といっても個人情報の漏えいや成りすましによる犯罪だ。
マイナンバーを扱う人は役所の職員や民間企業の担当者など多くの人が他人のナンバーを扱うことになる。いくら法律で縛ったとしても完全には個人情報の漏えいを防ぐことはできないと思う。むしろザルになりかねない。この制度について地方議会で議論するべきことは限られ、国の制度設計に厳格さや安全性を求めるしかないと思う。
12月議会は一般質問が16日で最終日が21日である。