先日、村民の方から「近くの用水が汚水で臭い」との苦情があり、現場を見に行った。確かに汚水が流れた形跡があり、ヘドロも溜っていた。風向きによって時折異臭が漂ってくる。私が現場で見た時に流れていた水は透明で特に問題があるようには感じなかったが、時間帯によってどんな汚水が流れているかは分からない。今は気温も低いため、悪臭も少ないが、これから気温が高くなると臭いもきつくなることが予想される。役場担当課には調査するように伝えた。まずは原因や排水箇所の特定などの事実確認を行っていくことになると思う。
この場所はもともと田んぼだった所にあった農業用水だと思われるが、現在は田んぼが埋め立てられ農業用水としての役割を果たしていない。したがって管理責任が曖昧になっているのではないか。村内にはこの場所以外にも同様の場所が多々あると思う。
年々、農地が減少している状況下で、生活環境に悪影響を及ぼす用水の汚濁について、行政も我々議員もチェックと対策を考えていく必要性が高まってきている。