1月7日、消防団観閲式が南部運動場（旧中学校）で行われた。私は来賓として出席した。観閲式は冬のこの時期にしては穏やかで例年より暖かい日和だった。
消防団員は２０代から３０代がほとんど。一番遊びたい年代であり、一番子育てが大変な年代でもある。そんな団員たちが約１４０人もこの式典に参加していただいていることが飛島村の誇れる現実だと思う。おそらく大都市部ではなかなか理解されないことかもしれない活動だと思うが、本村では多くの団員の皆さんのご理解とご協力によって消防団が維持できている。私も過去に消防団員で活動していた時期がある。消防団の活動は理詰めで考えたら釈然としない部分がある。しかし、後から考えると消防団活動での経験や地元での人間関係の形成は決して無駄ではなかったと思っている。愚痴を言いながらも消防団活動をしていただいた先には団員の皆さんに何らかのメリットがもたらされると信じている。
