3月7日、総務経済委員会会議終了後、「北拠点避難所」を視察した。
過去に工事開始直後の早い段階で視察をしたが、今回は完成間近の最終段階の様子を視察した。この避難所の特徴としては福祉避難所としての役割を担っているところだ。
車椅子の避難者や担架で運び込まれる避難者を受け入れやすいように2階までスロープで上がれるようになっている。また、災害用貯水槽(20t)が設置してある。循環式になっているので災害時に飲料水として使用できる。その他に断水時に使用できるマンホールトイレも5カ所設置。医務室も設置してあり、大災害時に傷病者が発生した際、医療活動の対応も行いやすくなっている。「拠点避難所」というだけあって、規模も設備も充実していると感じた。
最終段階の工事が進む「北避難所」
玄関には震度5弱以上の揺れを感知した場合、開錠する防災ボックスが設置されている(入口左)
車イスでも避難しやすいように設けられたスロープ
断水時でも使用できるマンホールトイレ