衆議院議員選挙の投開票が12月16日に決まり、日本中が選挙モードに
なっている。
テレビや新聞に政党名が羅列されているのを見るだけでもその数の多さに
うんざりしてしまう。
更にその政策の比較となると選挙目当てが透けて見え、目や頭が拒絶反応を起こす。
連日、日替わりで政党や候補者の離合集散がおこなわれている。
告示まで一週間というこの時期に選挙に勝つための互助会グループ作りに
奔走している政党や政治家。国や国民のことを考えているとは到底思えない。
私は地方議員だが、上部組織ともいえる国政に対する政治不信は取りも直さず
地方政治や地方行政にはね返ってくる。
国の安定は地方の安定につながると思う。しかし、現状は程遠い。
今度の選挙でどの政党が政権を取ろうとも、引き続き不安定な状況が続くのは
想像に難くない。
国政に対し、失望感を抱きながらも気を取り直し、一縷の望みをどの政党、或いは、
どの候補者に託すか選択するのが今回の衆議院議員選挙のようだ。