環境対策委員会は議員の有志5人が、3カ月に一度、村内の環境について
情報交換や意見交換をおこなっている会である。今回は8月21日におこなわれた。
保健福祉課では村内の不法投棄や公害についての苦情や情報を記録している。
会議では最初にその報告を聞き、その内容をもとに各議員からの質疑や意見が
交わされる。
今回の会議では不法投棄が5月に村内で10件もあったことや悪臭や騒音振動など
公害の報告があった。
これまでの報告によると不法投棄は処分費用のかかるテレビや冷蔵庫、廃タイヤなどが
多い。過去には廃タイヤ50本という例もあった。
この例は個人が投棄したものではなく、業者によるものと思われる。各地区のゴミ
集積所に不法投棄してある物もゴミ袋の表示から、村外の人が持ち込んでいるものも
少なくない。
今後、悪質な不法投棄の続く場所には監視カメラを設置していく必要があると思う。
村内に現時点でカメラは2カ所設置してあるが、一定の抑止力になっていることは確かだ。
公害についての苦情も役場に寄せられているようだが、数値的に基準を上まわる状況に
至っていないようで、業者に対しての指導に留まっているのが現状だ。
いずれにしても不法投棄や、公害が野放し状態は良くない。行政と議員も引き続き
注視し、少しでも不法投棄や公害がない環境にしていく必要があると思う。
次回は村内の問題箇所を会で巡回視察する予定になっている。