海外派遣の出発式の後、環境対策委員会がおこなわれた。
村内の公害や不法投棄の状況について職員から報告を受け、その内容について
議論をした。
最近の委員会でよく議論される内容は農地転用された土地が申請時の目的から
いつの間にか使用目的が変更されてしまうという問題である。
それによって周辺地域に迷惑を及ぼす案件が発生する。
地権者の事情によって田んぼを売りたいという要望が出され、一連の手続きを経て
農地が転用される。
その後は、公害の数値的な違反がない限り、行政は指導に留めるしかない。
こんな釈然としない形で村内の農地は少しずつ減っている。
なかなか難しい問題ではあるが、環境対策委員会としても監視し、抑止力の一助
となる対応が求められると思う。
委員会での会議後、村内の問題になっている場所の視察をおこなった。
この場所は新政地区の不法投棄常習地。前回視察した時よりも
ずいぶんゴミの量は減っている。
監視カメラの設置や看板を立てたり、境界を仕切ったことで改善されたと思われる。