15日は一般質問の日であった。
今回は「地域密着型グループホームの誘致を」と
「自然エネルギー(太陽光発電等)の活用推進についての村の考えを問う」という
表題で村当局に質問をした。
まず、地域密着型グループホームについての説明であるが、認知症のお年寄りが
住み慣れた地域で家庭的な雰囲気の中、少人数で共同生活を送ることにより、
認知症の症状を緩和させ、より良い日常生活を送ることができるよう支援する
介護サービスの施設のことである。
この施設は現在、飛島村にはなく、飛島村の認知症の方は村外の施設に入所している。
今後、高齢化の進展に伴ない、認知症の方の数は増加が予想される。
旧中学校の校舎の一部を利用して事業者を誘致してはどうかという内容で村の見解を
求めた。
答弁では必要性は認めつつも、利用者が未知数であることとサービス提供事業者が
確保できるかとの問題があるというものだった。
サービス内容を複合的にし、利用者の確保と事業者の経営の安定を図る旨の内容であった。
次に「自然エネルギー・・・」については利用されていない村有地、公共施設の屋根、新設予定の
避難所に太陽光発電所や蓄電池を設置し、公共施設の消費電力の自給自足を目指してはどうか
という内容で質問した。
村長答弁は公共施設の屋根や避難所に太陽光発電や蓄電設備の設置は進めるとの回答であったが
使われていない村有地については太陽光発電設備を設置することについて明確な回答がなかった。