5日、全員協議会がおこなわれた。
一般会計補正予算で計上された主なものは「ふれあい温泉」の改修工事に約3,400万円。
これは以前お伝えしたが、温泉を汲みあげる管の途中に孔が開いてしまい、
そこから地下水が流入して湯温が下がってしまっている。そのため、その孔をふさぐ改修工事を
おこなうものである。それにしても温泉を維持していくには多額の経費がかかるものだ。
他に、役場庁舎と中央公民館や総合体育館のガラスに飛散防止フィルムを貼る工事に約2,250万円。
これは大きな地震が発生し、ガラスが割れた時の飛散を防止するためにフィルムを貼るもの。
防災対策の一環ということになる。
今日の会議は補正予算の議案のほか、平成22年度の一般会計・特別会計の決算認定の審議が
おこなわれた。こころなしか例年の決算より、円滑に審議が進んだような気がした。
その他に役場から報告事項で報告があった中から一つを取り上げお伝えしたい。
それは旧飛島小学校で使われていた机と椅子82セットをスリランカの小学校へ贈るということである。
これは私がスリランカ人の知人から机と椅子を廃棄するんだったら母国の学校に贈りたいという要望を受け、
村に取り次いだ経緯がある。その理由としてスリランカの学校の窮状を知人から写真で見せられ、
母国の子供たちのためになんとかしたいという知人の気持ちに共感したからだ。
海を越えてスリランカの地で旧飛島小学校で使われていた廃棄寸前の机と椅子が、再びスリランカの
子どもたちのために役にたつことを心から嬉しく思う。