6月15日は一般質問の日だった。
今日は飛島学園の9年生約30人が授業の一環で傍聴に来た。
今までもたまに傍聴者はいたが、傍聴席がこれほどいっぱいになったのは
初めてだ。
ちょうど私が一般質問をしている最中に入ってきたので、生徒たちの目に
どのように映ったのか気になるところだ。
今回の私の質問は「大災害に対応できる避難所の設置を」というタイトルで
おこなった。
・内容は東日本大震災を教訓に本村の防災計画をどのようなことに重点を
置いて見直すのか。
・避難所の確保について村はどのように考え、どのように行動をとっていくのか。
・必要に応じて村内数箇所に避難所を設置するべきではないか。
・現在、利用を検討中の旧小学校跡地も避難所とするべきではないか。
以上の内容で質問した。
村当局の答弁は、防災計画の見直しの段階なので明確な答弁は得られなかったが
村の方向性としては津波や水害に対応できる避難所を村内にいくつか設置する
つもりのようだ。
このことはNHKの取材に答えて村長がテレビでも言及している。
今日もNHKの全国ネット「ニュースウォッチ9」で飛島村の状況を
放送していた。
東海・東南海・南海地震が3連動するとマグニチュードが9となり、
飛島村にも津波が来たり、堤防の決壊などで浸水の危険性があると番組は伝えていた。
全国ネットで取り上げられるほど、この地域は話題性があるのかと驚いた。
今日、昼間も東海テレビがこの話題を取り上げていた。
そこでも浸水被害は名古屋港で深さ2m、名古屋駅でも50cmに達する可能性が
あるとも予測していた。
今日の一般質問も防災関連の質問が多いということで中京テレビから取材の
申し込みがあったそうだ。あまりに急な話だったので議長が取材を断ったらしい。
今、防災絡みで海抜マイナス地帯で、液状化被害が予測される飛島村が注目されている
ようだ。