12日、飛島村善光寺において伊勢湾台風殉難者慰霊法要がおこなわれた。
伊勢湾台風によって亡くなられた犠牲者の遺族の方々が出席され、
厳かに法要が執り行われた。私は来賓として出席した。
伊勢湾台風から今年で54年が経過することになるが、御遺族の方々にとっては
毎年この日がくると犠牲者への思いが再び募ることでしょう。
私は来賓の挨拶でもお話したが、今日の飛島村の繁栄は伊勢湾台風の犠牲者の
上に成り立っていると言っても過言ではないと思っている。
伊勢湾台風後に、高機能の排水施設が整備され、重厚な堤防とも言える
臨海工業地帯ができた。このことにより、飛島村が安定した行政運営ができるように
なったことは間違いない。
131名の犠牲者の方々の無念を無駄にしないためにも、現況に甘んじることなく、
更なる進化を続ける飛島村であってほしい。