海部南部消防職員技術発表会がおこなわれた。
先週発生した西日本の豪雨災害直後ということもあって、災害の種類はこの地域とは違うかもしれないが、職員の技術発表を西日本の被災地の映像と重ね合わせて訓練を見ていた。
火災や救急出動もさることながら、自然災害においても消防職員に依存する部分は大きい。整列した消防職員の凛とした姿やキビキビとした訓練はプロフェッショナルの気概と心強さを感じた。
昨今、異常気象による災害が増えている。これだけ頻発すると、これまで異常気象と言われてきた気象がやがて異常ではなく普通となるのではないか。特別警報の「数十年に一度の、これまで経験したことのない重大な危険が差し迫っている」というテレビからのアナウンスも徐々に聞き慣れてきたように思う。
『明日はわが身』『備えあれば憂いなし』という意識は災害直後のみならず、常に持ち続けて、もしもの時に備えなければならない。