3カ月に1度、環境対策委員会を議員の有志5人でおこなっている。
騒音や振動などの公害や不法投棄について役場に通報のあった内容について担当課である保健福祉課の説明を受け、各部長と議員とで情報交換・意見交換をおこなう会議である。
今回の内容は事業所からの騒音と不法投棄の多さが取り沙汰された。
騒音については役場は原因者に対し、その都度指導をおこなっているが、毎回、報告がある業者は変わらない。問題意識が無いとしか思えない。
不法投棄についてはおそらく村外から持ち込まれ投棄されていると思われる。
会議後、村内を巡回した。不法投棄が常習的におこなわれる場所に村は監視カメラを設置した。今回その場所を視察したが、監視カメラ設置後不法投棄は減っっているとのこと。
つまり「自分さえよければいい」「人に気づかれなければ悪いことをしてもいい」という会社や人間がこれまで投棄していたということだ。
おそらく、この場所に不法投棄はしなくなっても、またどこか違う場所に投棄していることだろう。
こうした倫理観の欠如はその人の生まれ育ってきた環境や境遇に起因すると思う。
嘆かわしい問題であるが、村としては監視カメラも含め、不法投棄されにくい環境づくりに努力し続けるしかない。