15日、12月定例議会で一般質問をおこなわれた。
なぜかこの12月議会の一般質問は私が1番手になる確率が高い。
議会の傍聴する人は普段はほとんどいないが、毎年この12月議会は
議員のOB会(公親会)の傍聴がある。昨日も約10人の傍聴者が
あった。過去に一般質問を経験してきた議員OBが現在の一般質問を
どのような思いでみておられたのか気になるところだ。
さて、今回の私の一般質問だが「飛島学園の現状と今後の課題」という
テーマで質問した。内容は以下のとおり。
<質問>
1.校舎利用開始から約1年、小中一貫教育に取り組み始めてから約5年が
経過した今、村当局として施設面・教育面においてどのように評価・検証
しているのか。
2.英語の教育特区に認定されているが、その取り組みと成果は。
3.体育の授業でプールの利用時期が夏ではなく、秋から冬にかけて
実施したことに対する不満の声が多いようだが見直しを検討するべきではないか。
4.飛島学園の運営と教育のさらなる充実を図るための今後の課題は。
また、安定的に飛島学園の教育理念を継承していくための方策は。
<答弁>
1.開校前にいろんな問題があったが何とかクリヤして大きな混乱もなく、現在、順調に
教育活動に取り組んでいることが、まずは大いに評価されるべきと思う。
異学年の交流が容易に実施できるようになり、小中一貫教育が理想とする9年間を
見据えた指導ができる環境になった。
2.英語を専門とする日本語教師、担任教師、外国人指導助手の3人による授業を実施している。
成果としてはリスニングの力が育っていることや、英語・外国人に対する抵抗感が
なくなってきていることなど。
3.来年度は小学生の水泳指導の時期を従来の夏季休業前に再移動する方向で各方面と調整していく
という結論で回答とする。
4.全国各地から小中一貫教育の先進地域から情報収集し、本校の教育と比較検討を重ねながら
どう発展させていくか考えていくこと。
飛島学園の経営方針を年度初めに学園長から学園全体に徹底していただき、共通理解のもとに
教育活動に当たっていく。
◎ 4.の今後の課題と安定的な教育理念を継承するためには
私は学校と教育委員会と行政が連携を密にし、お互いに補完しあうことと優秀な教員の確保が不可欠だと思う。